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美緒野会では、港区高輪をはじめとし、国内25ヶ所(門前仲町、穴守稲荷、護国寺、恵比寿、芹が谷、西宮、京都、筑紫野市、大分)海外2ヶ所(プラハ、サンタバーバラ)で、お箏(お琴)・三味線のお稽古をお楽しみいただけます。有志のボランティアグループでは、ご高齢者やお子様の施設・各種イベントにて演奏を行っております。
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■箏曲 三段の調

作曲 久本玄智

一段
演奏時間:02’49”
演奏者 佐々木彩華 (箏替手)
    小野真由美 (箏本手)

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二段
演奏時間:01’45”
演奏者 佐々木彩華 (箏替手)
    小野真由美 (箏本手)

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三段
演奏時間:01’23”
演奏者 佐々木彩華 (箏替手)
    小野真由美 (箏本手)

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曲目解説
楽譜の最後に 昭和18年春作曲 とございます。とてものびやかで素直な曲です。
私も子供のころ、楽しくてたまらないような気持ちでお習いしながら、平調子の音階をこの曲で覚えたことを、いつも懐かしく思い出します。

ある日のこと、港区内の中学校に通われる佐々木彩華さん(中三)がお稽古にいらして、「今度、学校の発表会で三段の替手を弾くことになりました♪」とのこと・・・。
選択音楽というお授業があって、それを選択すると、例えば三年生でしたら、毎週2時間、お箏やお三味線を教えて頂けるのだそうです。その成果を、『学芸発表会』という学校行事で発表なさるそうでございます。
本手は、確かに手ほどきのお稽古にふさわしく、弾き易く出来ておりますが、替手の方は、とりわけ二段の部分などには左手が多く、とても難しい手になっておりますところをいかにも楽しそうにコツコツ練習して、今日は私と一緒に弾いてくれました。

本番のお舞台でも、どうぞ上手に弾いてくださいね。 私の育った時代には、公立学校のお授業で邦楽器を教えていただけるような環境はなかったと思います。少しずつ良い時代になってまいりましたね。 さあ、次は何を弾いて遊びましょ・・・。